建物の種類に限らず外壁が備わっている建物は、全てが外壁塗装の対象となります。
大きな建物で言うとマンションやビル、工場など外壁面は壁面の素材にもよりますが、メンテナンスの対象となります。
また、一般的な住宅やアパートなども、もちろん外壁塗装が必要とされている建物となります。
マンション・ビルなどの外壁塗装
マンションやビルなどの大型な建物は、RC壁面、ALC壁面などが一般的な外壁です。
中にはタイル仕上げが施してある外壁もございますが、基本的にはRC壁面、ALC壁面は外壁塗装の対象となる外壁です。
またサッシ廻りや目地廻りなどは、雨漏り防止の観点からもコーキングの打替えが必要になるケースも多いのが特徴になっています。
工事期間は、建物の大きさにもよりますが1か月~2か月以上で長期にわたるケースもございます。
メンテンス時期や、塗る塗料についていろんな考え方もございますので、簡単にご紹介させていただきます。
メンテナンス時期
外壁塗装のタイミングは、その建物の立地条件や日当たり、緑地が近くにあるなどで条件こそ異なりますが、だいたい10年から15年周期でのご相談のタイミングが多いようです。
上記は、よくお聞きする「外壁塗装をお考えになった理由」でありますが、現場職人として仕事をする中で15年以上も経過している外壁面が一つもクラック、ひび割れがなくてびっくりさせられたり、一方では10年も経たずにひび割れやコーキング切れにお悩みのお客様がいたり、それこそ10棟の建物があれば、悩み事も10棟全然違っていたり建物それぞれなんですね。
今では、メーカーも15年周期のメンテナンスをお薦めする塗料もございます。
クラックの状態や、コーキングの状態、いろんな箇所の点検も含めて「およそ10年~15年」での点検とお手入れが一般的ではないでしょうか。
実に一番悩ましいのが仕上げる「塗料」についてです。
耐久性というのは、基本性能は塗料の種類によるものであり、その他にも仕上げを行う前の「下地処理」や「下塗り材料」、実は下地の方が大事であるのは、私たち職人としての認識であります。
塗料で言うとよく聞くと思いますが、「アクリル樹脂」「ウレタン樹脂」「シリコン樹脂」「フッ素樹脂」「無機塗材」と耐久性の序列が決まっております。
塗料の考えについては、マンションやビル、住宅など同じ考え方でよろしいかと思われます。
どちらかと言うと、クラックの発生が多かったら、クラック対策をしっかりとした「外壁塗装」にしなくてはなりませんし、コーキングが切れている外壁でしたら、しっかりとコーキングの打替えをしてあげなくてはなりません。
ピカピカにしたいご要望や風合いを保ちたい塗り替えなど。
正解がないところが、もっとも難しいところなのかもしれませんね。
外壁塗装においてのご要望を相談すれば、きっと答えが見つけやすくなるかもしれません。
といった事を信頼のある塗装屋さんに、ご相談するのが一番の早道なのかもしれませんね。
以下、施工事例も含めて外壁塗装方法などをご紹介をさせて頂きます。