デコラフレッシュ ジョリパット外壁塗装
デコラフレッシュ ジョリパット外壁塗装
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
この度、築年数15年が経とうとしているお客様より、ジョリパット外壁塗装、ジョリパットの塗り替え工事のご相談をいただきました。
外壁面はジョリパットの意匠性仕上げが施してあり「乱流」と呼ばれるコテ模様仕上げになっていました。
15年も経てば色あせやクラックなどが進行している状態でありますが、それらをケアして塗り替えをするというのが今回の目的になります。
塗りかえ専門の塗装屋なので当たり前と言えば、当たり前の事ですね・・・。(笑)
その中でも、今回はお客様のご希望が「黒っぽく仕上げたい!!」という旨のご要望でありましたので、いろいろと模索をした結果「こうなりましたよ~!!」という事をご紹介させていただきます。
↓ 「こうなりましたよ~」の完成写真です!!
1. 外壁塗装 塗料の選定について
まず外壁がジョリパットの仕上げですので、真っ先に浮かんだのがアイカ純正の塗り替え塗材である「ジョリパットフレッシュ」です。
この塗材は年間を通していろいろと塗らせていただいている塗料ですので、その特徴などは把握しております。一つ懸念があるとすれば、「ブラック」という塗り替えに対して「ジョリパットフレッシュ」がどの濃さまで調色できるかがカギとなりました。
早速、カタログから見る一番ブラックよりの濃い色を取り寄せました。また、カタログよりももっと濃いブラックに寄せた色もメーカーに特別に作成していただきました。
取り寄せをしたのはもう1色ありましたが、ほぼグレーなので却下。
上記3色が今回の選定にあたる色合いとなります。
とはいえ、カタログで一番濃い色「T-6013」でも「黒と言えば黒だし、グレーと言えばグレーだよね!!」といった感じです。それと、左側の特注で作製していただいた「JP-100BK」がこの塗料で出来る限界色だそうです。
それと同時に色の発色が良い関西ペイント:デコラフレッシュ(ジョリパットフレッシュ同等品)でも黒に寄せた限界の色を作成していただきました。
デコラフレッシュの限界がN-30(真ん中)で一番左は、ダイナミックトップ艶消しです。
一番手っ取り早いのは、通常のシリコン樹脂などの艶消しを使用してしまえば簡単なのですが、艶消しと言えど風合いが変わってしまうのと通気の面でジョリパット塗り替えには向かないようなので、却下しました。
下記は色をお決め頂く際のカラーシュミレーションです。
T-5043のイメージ
JP-100BKのイメージ
上記サンプルとカラーシュミレーションを元に、ご覧いただき決めて頂きました。
候補に残ったのが、ジョリパットフレッシュの一番濃い色と、デコラフレッシュの一番濃い色です。(JP-100BKとN-30)
比較をしてしまうとジョリパットフレッシュの方がグレーに見えてしまいました・・。
日東工のカタログで当ててみると・・・。
向かって右デコラフレッシュは「N-30」左側のジョリパットフレッシュは「N35~40」の間でしょうか?
今回は「黒くカッコよく仕上げる!!」のがテーマでしたので、ワンランク濃いブラックに寄った色のでている「デコラフレッシュ」にて外壁塗装をする事に決まります。
また、付帯部も同様のブラック。屋根もブラック。天井、軒天などは玄関に配色されている「こげ茶」にて塗り替えのご依頼を頂きました!!
誠にありがとうございます!!
・外壁塗装 関西ペイント「デコラフレッシュ N-30」
・屋根塗装 関西ペイント「アレスクール ジェットブラック」
・付帯部 関西ペイント「セラMシリコンⅢ N-30」3分艶
・電気工事 エアコン配管工事 他
2. 足場工事
工事はいつものように、足場工事から開始しました!!
朝から開始をしてお昼過ぎにはカタチになり、夕方前には完了しております。これより本格的に塗り替え工事が開始されます!!
3. 塗装工事
塗装工事では、洗浄工事より作業を始めております。15年分の汚れを洗い流して塗装ができる下準備を行いました!!
洗浄前にはコケ、藻が繁殖している屋根も洗浄をして・・・
キレイな状態にしました!!この日の作業はここまでとなり、よく乾燥を施しました!!
塗装の手順は、養生、下地処理、下塗り、中、上塗りです。クラックが多めに発生をしていましたので、念入りにクラック処理を行っております。
天井関連はこげ茶を選定しております。通気性アクリル塗料「ケンエースG2」を選定しました。水性の塗料だと濃いめが出ない塗料もあるそうです。
実は、このこげ茶も限界色で制作していただいております。
このデコラフレッシュですが、通常の塗料に比べ細かい珪砂が配合されています。艶消し塗料の「シルクウォール」がベースであるとお聞きした記憶がありますが、ジョリパットフレッシュに比べると珪砂の配合は少なめですが、乾くと艶が消えて品のある質感になります。
下塗り、中、上塗りを経て3回塗りで仕上りとなります。
屋根もブラックの仕上げです。「アレスクールF(フッ素)」にて仕上げました!!
付帯部は「セラMシリコンⅢ」同色の仕上げです。
最後に玄関上庇床のFRPトップ塗り替え、バルコニー床の塗り替え、シャッターの吹き付けを行いまして工事は完了となります。
塗装工事が完了となりました。この後足場解体となり、外壁塗装工事完成!!となります。
新築時より慣れ親しんだ色合いの外壁から、外壁塗装、塗り替えを経てブラックの外壁面に生まれ変わりました!!
ブラック一色に塗られた外壁面はシンプルでありながらも、より建物を大きく、カッコよく見せている印象となりました!!
最初から最後までとても丁寧に対応していただきありがとうございました!
始めるその日に作業工程の説明をしていただき、作業完了後もしっかり説明してくださり、その日何をしたか分かりやすくとても安心感がありました。とても素敵に仕上げてくださりありがとうございました!!
この度は佐藤塗装店へ工事のご依頼を頂き、ありがとうございました!!!
今回のように、お客様のご要望をカタチにするのも私たちのお仕事です!!
どうぞお気軽にコンクリート打放し壁面の塗り替え、ジョリパット外壁塗装の事、タイル張り工事の事、ダイノックシートの事、マンションやビルの塗り替え、改修工事の事などお気軽にご相談ください。
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です!!建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います!!
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