ウッドデッキ塗装費用 と塗り替え方法
ウッドデッキ塗装費用と塗り替え方法
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
よく「ウッドデッキの塗装、塗り替え」についてのご相談を頂きますので、その工事方法や費用などご紹介させていただこうと思います。
ウッドデッキというのは、木製で出来ていて中には塗装の必要のない木材もありますが、ここでご相談されるウッドデッキ塗装、塗り替えについてはメンテナンスをしなければならないというのを前提にお話しさせていただきます。考え方は外壁と同じで、「保護をする何かを塗る」という解決方法しかないのですが・・・(笑)
ウッドデッキを綺麗に保つのは、さぁ大変~!!
という施工事例も含めての工事内容を以下にご紹介させていただきます。
1. ウッドデッキ塗装、塗り替え方法について
ウッドデッキの塗装、塗り替えを考える場合のだいたいのケースでは、経年劣化、保護材の剥がれ、色あせ、木材の劣化やせなどが挙げられます。
この既存の状態をどのような下地処理をするかで、仕上り感、費用が変わってきます。
↑ 釘の緩み、木材の割れ、やせ
釘が緩んでしまったり、藻の汚れでデッキ材がブラウン⇒グリーンになってしまったり(笑)
色んなケースがあるのですが、そんなデッキ材をいつまでも綺麗にしたいという需要はとても多く、保護をする素材の中でも塗り替えのサイクルは早く(5年ほどで塗り替えを推奨)デッキ材自体を綺麗に保つのはなかなか難しい現実がございます。
こういった劣化しているデッキ材をメンテナンスする上で、考えられる塗り替えの方法がいくつかございます。
1. とにかく木部保護材を重ね塗る
これは、とにかく簡単であります。汚れなどをサンドペーパーなどでこすって木部保護塗装を重ね塗り増す。
この場合、既存と同レベルまたは、濃い色しか塗れません・・・。
⇒ 既存よりも濃い色を塗り重ねますので、最終的に「こげ茶」、「黒」に近い仕上げになります。
(木材に明るい色を浸透させるのが困難なため)
2. 下地処理、洗浄を行いある程度現在の塗膜などを落としてから木部保護材を塗る
高圧洗浄機を用いてある程度の洗浄を行います。この場合既存の劣化塗膜もそれなりに落としてから塗れますので、既存と同じ色がキレイに浸透していきます。
⇒ 既存よりも明るい色は塗れません。
洗浄を行って既存塗膜もある程度除去します。
綺麗に洗浄をしてから色を浸透させますので、キレイな色で仕上げる事が可能になります。
キシラデコール(ウォルナット)にて仕上げ
木部用保護塗装はキシラデコールが有名であり、ノンロットとかワトコオイルやオスモなども木部保護塗装では知られているブランドになります。その用途に合わせて保護をする塗料を選んであげればよろしいかと思います。
木部塗装で一番大事な事は、「よく浸透をさせて 保護をしてあ・げ・る♪」という事に限ります!!
3. 現在の仕上げよりも明るく塗る
剥離、漂白を行えば色んな色の自由が利きます。明るい色へのイメージチェンジも可能です!!
⇒工程数は増えますが明るい色での仕上げが可能です。
既存の仕上げよりも明るく塗る事をご希望の場合、既存塗膜の「剥離」と「漂白」という工程が必要になります。上記のケースでは、茶系のデッキを白く仕上げる施工事例になります。
白く塗りますので、既存塗膜の剥離、漂白を行いました。
木部剥離のステントルを使用しております。漂白、研磨も行い塗装できる素地を整えました!!
この時点で茶色の下地処理はなくなっており、白の木部用保護材を浸透させる下地が出来上がっております。
このようにして既存が濃い色から、薄い仕上げの塗装を行っております!!
4. ベッタリ塗る
書いて字の名の如く「ベッタリ塗る」
⇒いわば最終手段です。
塗膜を造ってしまった仕上げにベッタリ塗る。キレイにしたいご要望ではありますが、造膜しておりますので剥がれやすくなってしまいます。
↑ 既存は塗膜のある仕上げになっております。
こうなってしまうと、選択肢としては上から塗膜を重ねるの一択になってしまいます。木目は最初から出ていない仕上げです。
(全体を剥離する方法もありますが・・・。)
↑ 塗装後
以上がウッドデッキに関しての塗り替え方法になります。
1.とにかく木部保護塗料を重ね塗る
2.下地処理、洗浄を行いある程度既存塗膜を落として塗る
3.現在の仕上げよりも明るく塗る
4.ベッタリ塗る
こうして記してみると色んな方法がある事が分かります。ウッドデッキを綺麗に保つのは大変難しい事と思いますが、定期的なメンテナンス、清掃を行って健全なウッドデッキである事を心から願うばかりです。
木部にとってとっても大事な事は、保護材をよく浸透させてあげる事です!!
以下、簡単に施工事例をご紹介させていただきます。
2.施工事例
*キシラデコール ウォルナットの仕上げ
洗浄
研摩、下地処理
キシラデコール ウォルナット(たっぷり浸透)
余剰塗料のふき取り
キシラデコール ウォルナットでのウッドデッキ塗装
上記でいう2. 下地処理、洗浄を行いある程度塗膜を落としてから塗るを適用しております。
*キシラデコール ピニーへの塗り替え
洗浄
研摩清掃
キシラデコール ピニー塗装
キシラデコール ピニーでの仕上げです。
上記2. のある程度塗膜を落としてから塗装 を適用しております。
* ワトコ ティンバーガード チェリーブラウンの仕上げ
雨染み汚れと保護材の劣化があるウッドデッキ材になります。キレイな色を浸透させるために漂白工程を入れてウッドデッキの塗り替えを行いました。
ワトコ ティンバーガード チェリーブラウンにて仕上げを行いました。
仕上げにはワトコ ティンバーガード チェリーブラウンを使用しております。
上記で言うと、3. 漂白を行ってから塗る が適用されています。
以上、素材によってウッドデッキの塗装方法の違い、色んな施工のご紹介でございました!!
今回のように、お客様のご要望をカタチにするのも私たちのお仕事です!!
どうぞお気軽にコンクリート打放し壁面の塗り替え、ジョリパット外壁塗装の事、タイル張り工事の事、ダイノックシートの事、マンションやビルの塗り替え、改修工事の事などお気軽にご相談ください。
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