屋根の塗装 えっ？屋根が台風で落ちてきた？？
こんにちは。塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
カラーベスト、コロニアル屋根材が台風で落ちてきた？？そんなことあるの？？というお話です。（あります！！）
ある集合住宅の階段ベランダの塗装と内装リフォームに伺ったといきの事です。工事中はそんなにも気にかけてはいなかったのですが、あることに気が付いたのはランチに行く時、ふと屋根を見上げたらあるものがないのに気が付いてしまいました・・・それはいつか見た庭に落ちていた屋根の部材である棟の部分でした・・・
↑ こんなものが庭に落ちていました
アレコレ頭の中を整理すると、庭で見たものと今現在の屋根の状況がぴったりと把握できたものでした(笑)
この部材の落下原因は部材を止める釘の腐食から始まったと思われます。腐食をして、強風に煽られ、屋根が落ちたこのようなカタチであると推測しました。2次災害が起こらなかっただけでも良かったとしなくてはならないことなのでしょうか。
その後、梯子をかけて屋根に上がるとやはり・・・。
急いでオーナー様にご報告と、とるべき対処法をいくつかの選択肢を踏まえながら、ご相談しました。あの部分が飛んだということは、その他の部分もいずれ飛んでしまう？？のでは。ということで、今回のコロニアル屋根の改修工事が始まります。屋根直し隊出動です！！
コロニアル屋根の塗装 屋根が落ちてきた？？屋根の塗りかえ工事と棟板金、樋取替工事
工事の内容
・棟板金の取替え工事
・雨どい（竪樋、軒樋）交換工事
・コロニアル屋根の塗装工事（パーフェクトベスト仕上げ）
1. 棟板金の取替え
先ずは棟板金の取替え工事から取り掛かりました。上記に記した部分が庭に落ちていたわけですが、管理会社様とオーナー様を通じて部屋内に雨漏りがなかったのか確認をしました。幸いにも屋根の下に敷いてある防水シートで助かったのでしょうか。雨漏り被害はありませんでした。棟を取り付けてある垂木もスカスカな状態です。こちらも全部取替えをしました。
また、廻りをよく見ると年数なりの劣化が進んでいまして、コロニアルの割れがある箇所は板金加工をして雨漏りの防止を行っております。
2. コロニアル屋根の塗装
今回塗りかえる塗料は「日本ペイント社製 ファインパーフェクトベスト」です。色は明るい色がよろしいとのことで、「グレー系」の色で、塗りかえ工事となっております。もちろん屋根の縁切りには欠かせない「タスペーサー」も差し込んでの塗装です。安全と丁寧な作業を心がけました！
上塗りを終えて明るい屋根へとなっております。屋根塗装と共に、工事の原因となった棟板金も取替えしましたので、文字通り健全な屋根へと生まれ変わっております。やはり屋根で大事な事は定期的な点検とお手入れだと思います。その目安は8～12年くらいが一般的です。塗料の剥がれ、色褪せ、釘のゆるみ、アンテナ線のゆるみなど、普段は近くで見ることのできない屋根の上では、いろんな事が起こっています。何かあった時すぐに駆け付けてくれる屋根屋さん、大工さん、私たちのような塗装屋さん、お家の主治医さんを探しておくのも大事なことです。
3. 樋の取替え工事
足場があるうちにできることを。ということで樋の取替え工事も行いました。築年数を考えれば、次にガタが来てしまいそうなものが「樋」でしたので、併せてこちらの交換も行っております。
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今回のように、屋根の異常を見つけるのも私たちの大事なお仕事であります！！どうぞお気軽に塗装の事、建物のお困り事お気軽にご相談ください！！
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です！！建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います！！
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