大谷石の補修工事と保護塗装
こんにちは!塗りかえ専門店 佐藤塗装店 佐藤です。
この度、横浜市港南区の閑静な住宅街にお住まいのお客様より、「大谷石擁壁」についてのご相談を頂きました。その大谷石のご相談というのは、ボロボロと剥がれが生じてきて、一日一日剥がれが大きくなってきているという事で、「アララ・・?それは大変~~!!」という事で早速現地を確認させていただく事になりました!!この度は佐藤塗装店へお問い合わせいただき、ありがとうございます。
そこで見たものとは・・・。
大谷石擁壁の上に恐らく前回の工事内容として「モルタル」で固められており、そのモルタル層と大谷石の剥離、劣化が生じている状態です。
このような場合、下地処理をしっかりとした上で、モルタル層を塗り重ねる方法で補修をお勧めしております。今回の工事案としまして、部分補修に留めるか、全体を工事するか??また、モルタル左官工事後、どんな仕上げが望ましいかなどを含め、ご検討いただきました。
そして、今回はちょこちょこと補修を重ねても他がポロポロしてくるであろう・・・。という事でありまして。全面のモルタル重ね塗りと、下地の補強工事、モルタル工事後の保護塗装工事の3本立てで工事が始まりました!!
ありがとうございます!!
・大谷石の補修工事
・下地の補強工事
・大谷石保護塗装工事
以下、工事のご紹介になります。
1. 大谷石の補修工事
工事はまず、傷んでいる箇所の撤去工事から始めました!!その工事を「ハツリ作業」と申します!!
はつり作業で分かった事・・・。
それは、半端なく剥がれる事でした(笑)
下地を隠してあったモルタル層は、ただモルタルで劣化した所を隠してあるという事であり、経年の劣化から今回のような剥がれが起こったと考えられます。
浮いている箇所、劣化箇所は全て撤去。その上から下地処理をしてモルタルを塗り重ねる作業に移ります。
天端、出隅にコーナー定規を設置して角が立つようモルタルを塗り重ねます。
また、塗り重ねる途中の作業ですが、ファイバーネットを伏せ込んだりして後のひび割れ防止処置をしております。仕上がってしまうとわからない事ですが、こういった見えないモノを一つ一つ積み重ねていき、より長持ちさせる壁面を作っていきました!!
仕上げのモルタルを塗り、乾燥をさせるとこの状態になります。劣化していた状態と比べても・・・。
いつものように時間を掛けさせていただき、キレイな壁面を塗らせていただきました!!ありがとうございます!!
2. 大谷石塗装工事 ヨウヘキコート仕上げ
今回は、仕上げの保護塗装として「ヨウヘキコート 擬石調仕上げ」にて仕上げさせて頂きました。
⇒ 塀のリフォーム工事 ジョリパットローラー仕上げとフェンス交換
このヨウヘキコートですが、無機質な塗材でありまして湿気の影響を受けて剥がれが生じる事がない塗材です。このような箇所に通常の外壁塗料を塗ってしまうと、膨れからの剥がれなどトラブルが起こりやすい箇所であります。
専用の塗材を塗って壁面を保護させてあげる。それが、仕上げとしての目的になります。
↑ ベース色の塗装
このヨウヘキコートですが、単色の仕上げと、その上から石調に見える擬石調仕上げの2種類があります。今回は、擬石調仕上げをお選び頂き塗り替えに着手しております。
単色仕上げの場合は、この状態をもって完了です。今回はもう二手間をプラスします。
擬石調トップを2回塗り。配管などもグレーに塗らせていただき工事が完了となりました!!
仕上りの肌は細かい粒々に仕上げに石のように見える、黒っぽい細かな石が配合されています。
今回のように大谷石の劣化でお悩みでしたら、モルタル層を塗り重ねるというのは一つの方法であります。
コストを掛ければ、擁壁を造成しなおす。という所に行き着くのでありますが、まだまだ使える擁壁もこのような方法でキレイにできます。劣化した大谷石でお困りでしたらお気軽にご相談ください。
【その他大谷石の改修工事事例など】
今回のように、お客様のご要望をカタチにするのも私たちのお仕事です!!どうぞ!お気軽に建物の事、ボロボロと剥がれる大谷石の事、大谷石の補修工事、仕上げの塗装の事などお気軽にご相談ください。
職人にしか出来ない「技」をお客様の「喜び」に変えるのは、現場で汗する私たちにしかできない事です!!建物を綺麗にした喜び、お客様の笑顔、その全てが私たち職人としての使命だと思います!!
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